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本について語る文章を発表するサービス

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今年に入ってずっと小説関連のサービスについて立ち上げを検討していた。
Facebookやサロンなどを使ってディスカッションしたり、パートナーと数え切れないほどやり取りをしてブラッシュアップした。
しかしながら、やはりどうもグロースするビジョンが見えないのでお蔵入りすることにした。
ただある程度コンセプトが固まりキレイに整ったので、当該部分を公開することにする(このまま日の目を見ないのは寂しい)。
サービス内容が分かりやすいように概要と仕様の簡易版を記載しておいたので、参考程度にこちらも流し読みしてもらいたい。

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概要

本について語る文章を発表するサービス

サービスの方向性(コンセプト)

前置き
昨今キュレーションに厳しい状況でも、ものづくり系の CGM には影響していない。
なぜならこれらはユーザーが自分の作品を発表するところという意識が元々高いので、まとめやキュレーションメディアでありがちな盗用などの問題が起きにくい素養がある為。
ゼロではないが、こういった “作品” サイトでの盗用やなりすましは極めて異質で目立つため排除もはやい。
また、ものづくり系であればエビデンスの問題も起きにくい。
閲覧ユーザーからしてもこれらの CGM 系はキュレーションメディア系の CGM と印象が違い、質は別としても盗用ややらせみたいに思ってる人はまず見たことがない。

本筋
このサービスはキュレーションメディアではなく「本について語る文章を発表する」CGM コンテンツというブランディングでいく。
ユーザーにキュレーションメディアやまとめ系だと思われたら負け。
ROM 専には pixiv みたいな純正の CGM コンテンツくらいに思ってもらう。
運営主導のインタビューやピックアップがあってもこれはゆるがない。
ライターには「本について語る文章を発表する」場であると意識してもらう。
感想文であれ、おススメ文であれ、それ自体も文であり読まれることを意識した作品である。
広告や宣伝ではなく、自分の作品をあげるつもりで書いてもらいたい。
「男子に好かれる5つの〜の本」
「たった一つの〜なやりかたの本」
みたいないかにも使い捨ての”記事”ではなく、あなたの本についての語りを発表してください。
そういう方向にしたい。
どうやってそのように誘導するかというと、シンプルな UI、読ませるトップページやレイアウトで嫌でも文章をかっこよくみせたくなるようにするのと、初めから “本についての語りを発表する場” として人を集めることで、なんとかしてキュレーションメディア系ではなく、純粋な創作系の CGM 的な雰囲気に舵をとらせる。
サービス始めるときに、最初に拡散させるところも、モテ男子になる〜の本みたいなの書きそうな “下手に意識高い系” は避けて、創作界隈とか、本当に本が好きな界隈に初めは広げたい。
pixiv とかなろうとかの既存のピュアな CGM に距離が近く、自分の書くものは自分の作品だという気づきをすでに得ている界隈から拡散を狙う。

仕様

ユーザー
一般ユーザーの一種類のみ
誰でもなれる

一般ユーザーで出来ること
・プロフィール機能
・投稿機能

投稿
誰でも投稿できるが、公開は運営による審査が必要。
画像は掲載できない。
ISBNから自動で引っ張ってくる表紙のみ。

コメント・感想
ユーザー登録しないでも書き込むことは可能。
公開は運営による審査が必要

アフィリエイト
一般ライターは記事に自分のアフィリエイトを貼れるようにする
ゲストの記事やそれ以外の企画では運営のアフィリエイトにする

投稿対象
小説以外も可

不要機能
・評価機能
 多重評価を防ぐために ROM専にも登録させないといけなくなるのでサービスとマッチしない。
 基本的に閲覧ユーザーは登録しないサービスになるだろうから。
・SNS 機能
 SNS機能を一切もたせないことで、逆にTwitterなどでの拡散を狙う。
 各種拡散用のボタンは当然設置する。
・ブックマーク機能

投稿記事構造仕様

本文
本について書かれたもの。
ユーザーは本文に ISBN か ASIN 何れかをひとつだけ関連づけできる
これにより、一つの本またはシリーズを関連させることが出来る。
この判断はユーザーに任せる。
ただ一つの作品に対して出版社違いとか完全版とか色々あったりするし、ISBN や ASIN だけによらないシリーズ性の結びつけを解析する仕組みは必要。
しかし表記ブレの問題などからタイトルから分析するのめんどい。
解決策として、ユーザーに作品名のタグ付けさせる。
タグの表記ぶれは自分の書いたもの見て欲しいユーザーが自主的にうまくやってくれる……はず。
自浄作用でタグの表記ゆれ問題は緩和される。
ASIN や ISBN まわりをシンプルにするにも、それでできないことを分離するためにタグは必要。

タグ
シリーズ名やジャンルなど。
ジャンルなんかは初期で一通り用意するが、最終的にはユーザーによる自浄作用で手をかけず運用できるようにする。
手間をかけない様にするため、カテゴリとかなくて全部タグでやる。

タイトルとアイキャッチ
トップページでの利便性や見た目をよくするためにも必要。
ユーザーには本について語る文はそれ自体が作品だという意識を自然に持ってもらう。
だから、タイトルをちゃんとつけさせて、それをかっこよくレイアウトしてあげる。

コメント
ごく短いコメントくらいは必要。
未登録ユーザーでも匿名でも問題ない。
スパム対策にreCAPTCHA あたりつける予定。

他データ
・閲覧数
 トップでの表示順にも使われるため全体公開
・アフィリンク踏まれた回数
 書いた本人にだけわかる

ガイドライン

ユーザーは自分のアフィを踏んで欲しいので、みてもらえるような記事作りを心がけるはず。
しかし、短絡的にアフィ優先になり内容が不自然になる可能性がある。
それにより閲覧ユーザーに不快感を与えたり不信感を与える場合もある。
その為ガイドラインの策定が必要。
サービスのユーザーに対する建前や理念を説明する上でも。
ユーザーのガイドラインとして最小限必要と考えてるのは下記3点。

ガイドライン例
・ステマ禁止
 ステマを許容するとサービス管理側としてもトラブルを呼び込む原因になる。
 許容したことで、無理に推す記事を書く必要性から事実に即さない内容とか増えまくって炎上の原因になる。
 そして多少でも不自然さをユーザーが感じると他のステマしてない記事までやらせなんだろうとなってイメージが落ちる。
 ガイドラインの実効性はないかもしれないが、建前として設けて提示する必要がある。
・パクリ記事禁止
 著作権法に則った、まともな範囲での引用とかは自由。
 今更、引用とパクリの違いがわからないって人も少ないだろうが説明記述する
・ヘイトスピーチや極端な思想によって特定のグループを攻撃すること
 軍国主義な人が軍国主義な小説を推ししたり、韓国嫌いな人が嫌韓な本推しするのを禁止するのではない
 それは個人の思想の自由なので。
 その本を紹介するにつけて、特定のグループを攻撃したりするのが禁止。

競合との差別化

ホンシェルジュ
シンプルさを売りにする。
「本について書く」
「本について書かれたものを読む」
この2点に特化する。
トップページきたときから余計なものがなくていきなりこれに集中できるようにする
サイトデザインも文字・文を読ませることに特化する。タイポグラフィを意識した作りに。
成功している CGM 系に共通していることとして、そのサービス自体に余計な主張がない。
CGM ではそこにのせるユーザのコンテンツが作品。
だからそれをのせる皿は主張が強いと作り手が逃げる。
etsy や minne, pixiv とか長年シンプルなままサイトデザインがあまり変化してないのはこのため。
CGM 系は余程特定のユーザーをターゲットにするのでない限り、ごちゃごちゃ派手にしたらまずい。
ホンシェルジュが弱いのはこの辺の作りで、CGM 系が好きなユーザーの趣向と一致してない。
サービス側の主張が強すぎる。
だからパッと見て CGM 系な感じがしない。
分かりにくさにも繋がってる。

読書メーター
読書メーター・ブクログどちらも記録に特化してる。
これらのサービスは読書記録、蔵書データであるので、多分読んだ本持ってる本を全部つけたくなる、そういう想定のサービス。
その為、気まぐれにとある本についてだけ長文書くのには向いてないし、読んだときに書かれていくからどうしてもその時の話題の本が強くなる
僕が今回つくるサービスはそうではなくて
「今日この本について語りたくなった。だから文を書こう」
を許容する。
例えば読書メーターではその性質的に “高校生のときに衝撃を受けた一冊” みたいなやつについて突然語るのが難しそうだが、我々のサービスはそれを許容する。
敢えて蔵書管理といった機能はつけない
読書メーターより長く濃く書かせる。
それ自体を読み物とできるくらいに。
感想・記録ではなく、”本について語る” でいけないか。
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以上が簡単ながら本について語る文章を発表するサービスについての仕様の一部抜粋である。
もちろんこれはほんの一部であり、お蔵入りになった要因でもあるボトルネックの部分(書き手に対してのインセンティブ設計など)や、グロースするためのバイラル要素云々など、重要な部分はまた別にある。
まあそれでも試行錯誤して行き着いたコンセプトなので、少しでも雰囲気が伝われば嬉しい。
もし上記企画に興味がある人がいたらご連絡を。
何かしら楽しんでいこう。

それでは。

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