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CAMPFIREファンクラブについて

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家入一真さんが新しいサービスを始めた。
CAMPFIREファンクラブ」というものだ。
簡単に概要を説明すると、自分の好きなクリエイターに月額課金で寄付を送ることが出来る。
そしてその金額に応じて、クリエイターの未発表作品なり、作品途中経過なりの何らかの見返りをもらえるというものだ。
今回はこのサービスについて少し深掘りしてみたい。

まずこのアイデア、海外ではだいぶ前から一般に知れ渡っている。
代表的なのとしてPatreonがある。
中身はまあ大体同じものと考えていただいて問題ない。
さて、それではこのサービス、ずばり日本で流行るか否か。
結論から言うと「かなり厳しい」と考えている。
実は僕も数年前からこのサービスをやりたくて、企画書を練ってVC周りをしていたのだが、突き詰めれば突き詰めるほど日本では現実的ではないという結論に至ってしまう。
それはなぜか。
ずばり日本人の文化及び国民性。
はっきり言うと「寄付という文化が日本にそもそも無い」ということだ。
正直これに全て集約されていると言っても過言ではない。
日本人は非常に特殊なマインドで、嫌儲なんて言葉があるぐらいお金を稼ぐのを嫌う節がある。
寄付となるとなおさら顕著だ。
あのWikipediaが寄付で運営されているということでさえ、がめついという人がいるぐらいだ。
ただで貰えて当然、そう考えている人があまりにも多いのだ。
それでは何故海外だと成り立っているのか。
それはそもそも世界最大のアーティストサイトdAでは、Commissionと呼ばれる、クリエイターに対して代価を支払いオリジナルの作品を作ってもらえるという素敵な習慣が浸透しており、その上で寄付という習慣が文化としてあるからだ。
そういう状況下においてdAのような基盤があるところがサービスを運営したとなれば、それは成功するわけだ。
これが日本だと、クリエイター側も「お金を求めるだなんて!」というわけのわからない倫理観が邪魔するのか代価を求めなかったり、ファン側も未成熟な人が溢れかえってしまっているというのが悲しい現状だ。
そもそも日本人は、モノには代価を払うけど活動やデータに払うという意識が低すぎるということもある。
本来ならばあまり文化の差を根拠にはしたくないのだが、こういった状況を考えると日本と英語圏の違いは無視できないところにあると思う。

以上のような理由から、僕は個人的には無しかなと判断した経緯がある。
後はそろばん弾いて良い数値が出なかったというのもあるが。

まあでもこのアイデアは、うまく周りさえしたら、クリエイターにとって素晴らしいアイデアであることは間違いない。
そして家入一真さんというインフルエンサーが旗振り役となってやるのならば、もしかしたらもしかするのではないかという期待もある。
全く関係ない無責任な傍観者として、行く末を見守りたいものだ。

そうそう、実は1年半ほど前にこの手のサービスを作りたい旨をFacebookに投稿し、議論した覚えがある。
面白いやり取りをしてるので、暇な人がいたら是非見て欲しい。
Facebook

それでは駄文拙文、これにて終わり。

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